みおつくしの指輪
澪標(みおつくし)とは船を導く航路標識。
「身を尽くす愛」を象徴して、1200年前の「万葉集」に詠まれた愛の言葉です。
この日本最古の澪標に注ぐ川のほとりで、
私達の初代匠はかんざしや指輪を作りはじめました。
結婚は船出に例えられます。
穏やかな風のときも強い波に揺られるときも、船上の二人を結び、
澪標として導くのは指に輝く指輪。
匠はそう考えて大切に作り、次の世代に伝えました。
先人が大切にしてきた日本の華やかさ。
はれの日を祝う花に、祭りの装飾。
伝統を受け継ぎながら、
新しい風との調和を楽しむ。
こまやかな心を技に込め、
自由に、雅に、風流に。
百年を超える工房で、
本物の技と日本の伝統美を作り続けます。
お二人の船出を導く航路標識
「みおつくし」になりますように。
澪標(みおつくし)とは船を導く航路標識。
「身を尽くす愛」を象徴して、1200年前の「万葉集」に詠まれた愛の言葉です。
この日本最古の澪標に注ぐ川のほとりで、
私達の初代匠はかんざしや指輪を作りはじめました。
結婚は船出に例えられます。
穏やかな風のときも強い波に揺られるときも、船上の二人を結び、
澪標として導くのは指に輝く指輪。
匠はそう考えて大切に作り、次の世代に伝えました。
どんなに年月が経ってもお二人の思いが迷わぬように。
そして、いつまでも輝く指輪であるように。
初代が見つめた、千年の時をこえて今も立ち続ける澪標が私達の象徴です。
あれから百年と少し。
思いを受け継ぎ、MIORINGは今も日本の技で少しずつ指輪をお作りしています。
デザインに願いを込め、素材に想いを乗せ、作りに情熱を注ぐ。
二人で漕ぎ出す先が良い風に恵まれ、光に満ちた大海への船旅になりますように。
MIORINGは日本の人々が愛してきた
華やかさを大切にしています。
初代が指輪を作り始めたころ、
結婚指輪の多くは金色で、
多様な彫刻を彫り入れたものでした。
あざやかな四季の花が舞う晴れ着。
緻密に細工されたかんざしを挿し、
朱色の橋を渡る女性。
男性は艷やかな織物を羽織り、
鍔(つば)や鞘(さや)、
煙管に彫りや透かしで趣向を凝らす。
二人は彫刻された門をくぐり、
漆と金彩がきらめく本殿へ――。
日本の美は「詫び寂び」や、
控えめなものばかりではありません。
古くから敏感に季節を感じ、
身近な草花や素材を使って
驚くほど華やかな美しさを生み出し、
自由に楽しんできました。
私達の先祖は、花咲くようにきらめく指輪を
楽しんでいたのです。
自分らしさを尊重する現代。
型にはまることなく、
自由なかたちに
指輪を咲かせる伝統があることを伝えたい。
毎日を「はれの日」に変え、
お二人が本当のお二人らしく輝くために。
ミオリングは華やかな日本の指輪をお作りします。
受け継いだ伝統の技を大切に、本物の和の指輪を追求する。
和の雰囲気と名前がつけられた和風の指輪が数あるなかで、MIORINGは古来の技と日本の心を込めた「和」の指輪をお作りします。
古くから受け継いできた、身の回りに咲く季節の花や草木のデザイン。
和紙や漆、赤銅などの時代をこえる素材。
職人の息吹を感じる鏨彫り、自由鍛造をはじめとする技。
そして、古いものを守って次の世代に伝える伝承の心と、新しいものを自分らしく咲かせる革新の精神。
「和」とはまざりあい、ひとつに調和し、ととのうこと。
また、あたたかく、おだやかであることを意味します。
私達が目指すのは、デザイン・素材・技が調和し、日本らしい心がこもった指輪です。
守りたいものを大切にし、変えるべきものは勇気を持って新しくする。
100年経っても心があたたまる、本物の「和」を目指して。
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